地球史に新時代誕生!その名は「チバニアン」
ここ酒田では、寒鱈(カンダラ)汁が最も美味しい
季節となりました。寒鱈汁とは、庄内地方の冬の
味覚で、日本海の荒波の中で産卵期を迎える
「真鱈(まだら)」の身以外の「アラ」を鍋に
入れて作る熱々の鍋料理です。地元ではこの時期に
なると当然のように食べています。旬なものを
近場で食べれるって幸せですね!
さて今回は・・・
先日、地球史の地質年代に新しい時代が誕生しまし
た。
その名も「チバニアン」!
チバ・・・!?と付くぐらいだから千葉県なんじゃな
いの!?と推測する人もいると思いますが・・・
正解です!!
千葉県印西市にある表面に出ている77万年前の地層
が「チバニアン(別名:千葉時代)」として世界的に
認定されました。
地球の歴史を調べていくうえで生物や植物などの繁栄
や絶滅を境に時代名が切り替わります。この時代名の
総称を・・・
「地質時代」
と呼びます!
この地質時代名で有名なのは、爬虫類や恐竜が栄えた
ジュラ紀や白亜紀があります。
これらに並ぶ時代名として日本の地層が採用されるの
は初めてでありとても快挙です。
では、このチバニアン(千葉時代)に認定された地層
はどんな特徴があるかと言うと・・・!?
地球には地磁気(Earth‘s magnetic field)というの
があります。今回新時代に認定された千葉県市原市の
77万年前の地層の地磁気を測ると360万年間の間
に11回も地球のN極とS極が逆転したということが
わかっています。
ちなみに、地球のN極とS極が逆転するときは・・・
・世界中で大停電が起こり世界規模で数千億円の損害
が起こる!
・生物や植物が絶滅する可能性がある!
・・・ということが考えられているそうです💦
次に地球のN極とS極が逆転するのは今から2000
年以内と想定されています。
当然誰もが生きていませんが、とても怖いですね!
今回は、地質に関連する国際的な話で2017年より
注目してきた話題であり先日ようやく認定されたので
とても嬉しく思い投稿しました。
今後は教科書にも載りますし、観光地としても大々的
に宣伝されます。
皆さん、今年は千葉県に行きましょう!!